ごあいさつ

 皆様、こんにちは。石鳥谷医療センター院長の似内郊雄です。

 当院には一般内科と整形外科の常勤医、脳外科の非常勤医がおり、地域の皆様に愛される医療機関を目指した診療を心がけております。

 おかげさまで、子供さんからご高齢の方まで、地域の幅広い年代の患者さんに来院いただいております。そのため、ご相談いただく症状、疾患(病気)も多岐にわたります。私は、H24年3月まで岩手医科大学呼吸器アレルギー膠原病内科で研鑽を積んで参りました。現代医療においては、専門性の高い医療はもちろんですが、専門性は低いが幅広い疾患に対応する医療も必要です。後者を中心に診療しております。専門性が求められる場合や救急疾患など、当院での対応が困難と判断される患者さんにつきましては、地域の各分野専門の開業の先生や、適切な高度医療機関にご紹介させていただいております。

 紹介先で必要な検査や治療が終わり状態が落ち着きましたら逆紹介いただければ、当院で引き続き診療させていただいております。

 そのほか、予防医学の観点で健康診断や予防接種の実施、保険診療ではまかないきれない部分の症状や検査は自由診療という形で提供しております。興味のある方はご相談ください。

 おかえりの際に来てよかったと思っていただける医療機関でありたいと思います。

 

院長 似内 郊雄

主な機器

高気圧酸素治療装置

16列マルチスライス
CT装置

シーメンス SOMATOM Scope

X線透視診断装置

日立 POPULUS

X線骨密度測定装置
(骨粗しょう症検査)

ホロジック Horizon

外科用X線撮影装置
(Cアーム)

島津製作所

FCR CAPSULA-2

FCR 富士フイルムメディカル

超音波検査
(エコー検査)

GEヘルスケアジャパン LOGIQ E9

近赤外線治療器 

東京医研 スーパーライザー

全自動血球計算機

アークレー スポットケム

血液ガス分析検査

テクノメディカル GASTAT-NAVI

血圧脈波検査装置

オムロン コーリン

ホルター自動連続血圧計

フクダ電子

肺機能検査
(電子式診断用スパイロメータ)

ミナト医科学 スパイロメータ

眼底検査

キャノン眼底カメラ

高気圧酸素治療装置

 県内で数少ない「高気圧酸素治療装置」を再導入し、多岐にわたる疾患治療に対応してまいります。

 

 適応する疾患は、脳梗塞、突発性難聴、腸閉塞、網膜動脈閉塞症、脊髄神経疾患など約19種の疾患に適応。また、脊髄神経疾患の脊柱管狭窄症にも有効性が認められ注目される治療法となっております。

 

 治療回数は、適応疾患や患者様の症状によって担当医師が判断します。

詳しくお知りになりたい方は、お気軽にご相談下さい。

16列マルチスライス
CT装置

当院では、16列マルチスライスCTを導入しております。
この装置は、高速で回転し、短い時間で検査が可能な最先端マルチスライスCTです。従来の装置と比較して息を止める時間が大幅に短縮されました。また、X線被ばくも従来のCT装置に比べて格段に低減され、負担の少ない検査が可能です。

また、このCTを用いた内臓脂肪検査も可能です。(医療保険外)生活習慣病(高血圧・高脂血症)の予防として、ご自分の内臓脂肪をチェックすることをおすすめします。

X線透視診断装置

X線を部位に照射撮影することにより、体の内部の状態を調べることができます。当院では、この装置で胃バリウ検査等を行い、早期発見治療を心がけております。最近になって胃の不快感を感じるようになった方は、早めに当センター医師までご相談下さい。

X線骨密度測定装置
(骨粗しょう症検査)

最新の骨粗しょう症診断装置を導入しております。

高精細画像と優れた精度で骨塩量を測ることができ、結果も当日お伝えできるようになりました。骨粗しょう症は、骨折が原因で健康寿命が損なわれる怖い病気です。特に閉経後の女性はおすすめしたい検査です。

外科用X線撮影装置
(Cアーム)

整形外科手術を始めとして、手術中にも撮影ができるよう新たに導入しました。撮影用のアームがアルファベットの「C」の形をしていることからCアームと呼ばれます。少ないX線照射量で、高画質の透視・撮影ができるため、患者の方への負担が小さくなる手術が可能です。

FCR CAPSULA-2

X線画像の検出媒体にスクリーン/フィルムに代わってイメージングプレート(IP)を使用し、IPに蓄積されたX線画像情報をデジタル化します。デジタル化によって、常に安定した画質の画像を提供することが可能となり、部位・目的に応じた画像処理効果により診断精度の向上が図れます。

超音波検査
(エコー検査)

この度、最新技術を取り入れた超音波診断装置「LOGIQ E9」を導入いたしました。従来の装置に比べて微小な病変部の発見、検査時間が大幅に短縮できるなど、検査データの精度向上などによって、より正確な診断が可能となります。最新の技術・知識を取り入れ、病気の治療、予防に力を入れております。

近赤外線治療器 

「スーパーライザー」は、光の中で最も生体深達性の高い波長帯の近赤外線(0.6μm~1.6μm)を高出力でスポット状に照射できる光線治療器で、その効果はペインクリニックをはじめ各科で認められ、さまざまな医療現場で幅広く利用されています。

生体深達性の高い波長帯だけを光学フィルターで取り出し、光線治療器として理想的な構造をしており半導体レーザーのような単一波長ではなく、幅広い波長帯を有する複合波長であるため、深い患部まで確実に到達し、心地よい温感とともに複数の波長帯に係る生体効果が期待できます。

全自動血球計算機

血液中の細胞(赤血球・白血球・血小板)の数等を計測してくれる装置です。炎症や貧血の有無を調べる際に使用します。また、血液凝固に関わる血小板の数も確認することができます。

血液ガス分析検査

血液ガス分析は緊急検査として行われることが多く、救急外来や集中治療室などに設置されていることが多い装置です。

主たる測定項目は、PaO2、PaCO2、pH、BEです。 これらの数値から、酸素化状態、換気状態、酸塩基平衡状態を知ることにより、患者さんの病態を知り、治療方法を決めることができます。

 

血圧脈波検査装置

加齢や生活習慣に伴い、動脈硬化が進行したり、血管内にコレルテロールがたまり、血流が悪くなることがあります。この状態が進行すると、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす。可能性が高くなるため、動脈硬化の進行度合いを定期的に検査し、重篤な病気を防ぐことが重要です。血圧脈波検査装置では、両腕と両足首の血圧の同時測定値の比較や、心臓の拍動が動脈を通じて手足に伝わる速度の測定を行います。この検査により、動脈硬化の指標となるPWV(血管の硬さ)とABI(血管のつまり具合)
を簡単に測定することができ、推定血管年齢を算出することも可能です。

ホルター自動連続血圧計

診察室で1回だけの血圧測定だけでは 血圧コントロールに限界があります。特に 白衣高血圧や 血圧 の日内変動が大きい方が適応になり、24時間の血圧測定 を行うことで診察室や家 庭血圧が正常でもストレス状況下や夜間で高血圧になる 仮面高 血圧も見つけることができます。

肺機能検査
(電子式診断用スパイロメータ)

肺活量などから肺機能を検査する機器です。慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息、肺繊維症などの診断に使われます。1秒間で吐き出せる空気の量を最大の肺活量で割った「1秒率」などを計算。気道が狭かったり、呼吸運動がうまくできなくなったりしている状態を調べます。

眼底検査

眼底は血管の状態を直接観察できる唯一の場所であるため、眼の病気だけではなく、血管の状態から動脈硬化や糖尿病なども発見できます。主に視神経、網膜、毛細血管の3種類を見て視神経の 色と大きさ、網膜の反射状況、血管の詰まりを分析していきます。例えば、視神経にへこみがあると緑内障の可能性がありますし、毛細血管に詰まりがあると糖尿病のリスクが高まります。生活習慣病の検査としても有効です。

花巻市石鳥谷医療センターへのアクセス

周辺地図

医療法人中庸会 花巻市石鳥谷医療センター

〒028-3163

岩手県花巻市石鳥谷町八幡5-47-2

TEL.0198-45-3111

Fax.0198-45-3113

アクセス

自動車の場合

  • 盛岡方面からのお越しの場合
    国道4号線 犬渕交差点(平和台病院前交差点)を左折後から約4km
  • 花巻市内方面からお越しの場合
    国道4号線 石鳥谷入口交差点(旧道入口)右折後から約3km
  • 高速道路
    花巻インターチェンジから約8km。

 

電車の場合

  • 東北本線石鳥谷駅を出て、旧道(旧4号線)通りを南へ徒歩で約15分
  • 駅前タクシー乗車で2、3分

 

新幹線の場合

  • 新花巻駅よりタクシーで約15分
  • 電車を利用する場合、新花巻駅で釜石線に乗車し、花巻駅へ。
    花巻駅で東北本線に乗り換え、石鳥谷駅で下車

 

飛行機の場合

  • いわて花巻空港よりタクシーで約12分

 

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